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セブのビジネスあるある2018.11.28 Wednesday
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皆様ご存じのように、フィリピン、特にセブでの英語語学留学の人気は年々高まり、語学学校や留学エージェントが乱立しています。(セブのウエディングもぜひそうなってほしいものですが、当社エリスブライダルの後に何社か、そして個人のプランナーさんが何人か取り扱っている程度でなかなか大流行の兆しはみられません。)
10年ほど前はフィリピン資本や韓国資本の学校に行くのが普通でしたが、現在は日本人が現地に学校をたくさん設立しています。学校の数が多すぎて、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
また、語学学校卒業後そのままセブで就職したいという人も増えましたが、悪い大人もたくさんいるので気をつけましょう。
語学学校、そしてレストランやダイビングショップなど海外でビジネスをする日本人によく聞く話が以下のようなストーリーです。
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Aさん(日本人)が学校(事業)を設立する。企画力も実行力も営業力も交渉力もあるAさん、驚きの国フィリピンで想像できなかったトラブルを経験しつつ、事業を何とか軌道に乗せる。
Aさんの会社にBさんとCさん(ともに日本人)が加わる。Bさんはタイやインドネシアでビジネスをしていたがうまくいかなかった。Cさんは留学やインターンを経験し気持ちはでっかくインターナショナル、日本の社畜になりたくないと海外就職を目指す。BさんもCさんも、セブで急成長している事業、Aさんの会社に魅力を感じ仲間となった。
1年〜3年ほどたったころ、BさんとCさんは自身のより大きな利益のために結託して同業会社をたちあげる。Aさんから得た事業の経験やノウハウ、人脈を活かし、はっきりいうとAさんの事業を丸パクリする。Aさんが苦労して育てたフィリピン人スタッフのほとんどをひきぬき、顧客情報も持ち出し、Aさんの会社より「少し安い値段で」設定して客を集める。
最初のうちは低価格設定により客が集まるが、AさんほどのビジネスセンスもなくAさんの真似は予想以上に難しかったため徐々に傾いていく。目先の金で釣ったフィリピン人スタッフ、また、営業許可や納税などをきちんとしていなかったため地元の官公とのトラブルも多くなる。もともとモラルに欠けていたBさんCさん自身の仲がうまくいくはずもなく、今度がBさんとCさんが分裂して泥沼化していく。
フィリピン人スタッフはAさんに泣きつくが、Aさんのもとには既に他のスタッフがおり出戻りは許されない。逆恨みし、また、何とか金を得ようとAさんを不当解雇で訴える。Aさん涙。
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セブに限らずフィリピンに限らず、どこの国でも起きていることで、あまりに定番な話ではありますが、自分の身に起こったり近しい人から話をきくとやっぱり驚いてしまいます。
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